案件管理は、人の気合と記憶では絶対に破綻①
- 株式会社TENOHIRA カブシキガイシャテノヒラ

- 11月17日
- 読了時間: 2分

「何を管理すべきなのか」
「どこにリスクが潜むのか」
を“見える言葉”にしてから、そのうえで
「超シンプルな運用手順」を作ってしまうのが正解。
🔥【結論】TENOHIRAの案件管理は
① 全案件をひとつの基盤に一本化
② 各案件を5つの「視点」で管理
③ 毎週5分で“漏れ”が数字で分かる仕組みにする
この3ステップだけで劇的に変わる。
🧩 まず「案件を管理する5視点」を理解しよう
TENOHIRAのような映像制作会社は、案件は“1本の動画”ではなく複数のリスクの集合体 になってる。
管理すべき「5視点」
◎1. ビジネス視点(契約・金・請求)
最も揉める。最も危ない。
契約書/注文書の有無
見積の承認
キャンセル規定
請求タイミング
入金遅延リスク
追加費用のライン
契約が曖昧な状態で作業が先行
“制作が進んでるのに契約が無い”は最大の爆弾。
◎2. 法務・許諾・権利視点
TENOHIRAが苦手と言ってた部分。
出演許諾書
ロケ許可
音源ライセンス
素材著作権
赤ちゃん・子ども・高齢者の肖像権
自治体案件の「外部公開NG」ルール
このあたりは 事故が起きたら一発で信用が吹き飛ぶ。
◎3. 制作進行(段取り)視点
一番漏れやすい“準備”ゾーン。
取材
台本
キャスト
スケジュール調整
機材・ロケ車
天候判断
映り込み(権利物)
場所の制約
出演者の当日遅刻問題
「準備が弱い」と言ってた部分はここ。
◎4. クオリティ保証(映像そのもの)視点
TENOHIRAの強み。
企画精度
撮影クオリティ
編集品質
カラコレ
整音
ナレーション演出
バージョン管理
修正回数管理
ここは品質の柱なので安定してる。
◎5. 代理店コミュニケーション視点
最も“地雷”が多いゾーン。
伝書鳩地獄
担当者交代
認識のズレ
「前提」の違い
要望の後出し
修正指示の非体系性
社内確認の遅延
言った言わない問題
代理店がクライアントの意図を隠している
ここが崩れると揉めるし、責任問題になる。

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