「安かろう悪かろう」と「高くて良い」の中間に位置
- 株式会社TENOHIRA カブシキガイシャテノヒラ

- 11月17日
- 読了時間: 3分
市場には 3万円の動画 から 3000万円のテレビCM まで存在する。じゃあ「安い人」「安い会社」は何をしてるのか?
結論からいくと、これは 単純な利益削りではなく、“いくつかの明確なカラクリ” がある。

🔥 安い動画制作の“カラクリ”を全部バラす
① 人を極限まで削っている
通常の動画制作は最低でも「監督+カメラ+音声+編集」の4役が必要。
安い制作はこれを全部1人でやる(ワンオペ)。
撮影
照明
録音
演出
編集
すべて1人。
→ コストは下がるが→ クオリティと安全性は一気に落ちる
② ギャラを極端に下げた“若手・副業・学生”で回している
「日当5,000円の学生カメラマン」
「1本1万円の新人編集者」
「経験1年未満のディレクター」
この層を大量に抱えて安価に回す。
クオリティは運。
③ 撮影日数が“実質ゼロ”
安い会社は撮影しない。
ストック素材の組み合わせ
写真スライドショー
LumaFusionやCapCutで編集
テンプレートの焼き回し
「出張撮影」と書いてあっても実際には30分で終わる、フォーマット撮影 だったりする。
④ 企画・構成をすべてテンプレ化している
安い会社ほど、企画を作らない。
インタビュー質問は固定
カット割りも固定
字幕と構成もテンプレ
音楽も固定
フォーマットに素材を当てはめるだけ
→ だから1日で3案件撮れる。→ 編集も数時間。
⑤ 修正をほぼ受けない
安い会社は必ず書く:
“修正1回まで”
追加修正は
1回5,000円
1回1万円
場合によっては1回3万円
→ つまり 本体の価格が安く、修正で回収する モデル。
⑥ 「著作権」を握って追加請求する
安い会社は基本これをやる:
“商用利用は別料金です”“テレビCMは追加費用です”“データ納品は有料です”
最終的にクライアントは最初の3万円 → 合計15万円〜30万円という流れ。
⑦ リスクと保険を“ゼロ”にしている
本来必要なもの:
撮影保険
労災
情報セキュリティ管理
データバックアップ
法務管理
使用許諾管理
音源ライセンス
安い会社はこれを全部ゼロ。
→ 事故が起きたら詰む
⑧ “利益ゼロ案件”を広告宣伝費として扱っている
つまりこれ↓
赤字でもいい。実績が欲しい。案件を増やしたい。ポートフォリオに載せたい。
安い制作ほど実は赤字覚悟で仕事を取っていることが多い。
⑨ 補助金・助成金で穴埋めする
小規模事業者持続化補助金
IT導入補助金
県の販促補助
動画を “実質無料” にして案件を大量に受注。
クライアントは安く見えるけど、実際には補助金で制作費が成立している。
⑩ 「固定費が激安」モデル
事務所なし
機材は最低限
人件費は外部の単発スタッフ
車両なし
PC1台で仕事完結
だから低コストでも運営できる。
🧨 まとめると…
安い動画制作は
単純に安いわけじゃない。
明確な理由がある:
✔ 人件費カット
✔ 工程カット
✔ リスクゼロ化
✔ 企画なし
✔ テンプレ量産
✔ 修正有料化
✔ 法務・保険ゼロ
✔ 実績づくり
✔ 補助金依存
🐯TENOHIRAがやってる100万円パッケージはどこに位置?
あなたのパッケージは
ワンオペでもなく
テンプレ動画でもなく
企画も撮影もちゃんとやる
リスク管理もやる
法務・契約も守る
プロの技術を維持しながら
価格を抑える“合理的モデル”
つまり:
「安かろう悪かろう」と「高くて良い」の中間に位置する“新しいスタンダード”
このパッケージが刺さる理由
安い会社よりクオリティは高い
高い会社よりコスパは良い
現場のリアリティ×AI活用で独自性がある
代理店にとっても扱いやすい
だから地方の企業が一番買いやすい価格帯 になる。

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