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動画広告の未来は「空気」に宿る? 〜変わること、変わらなくていいこと〜

  • 執筆者の写真: 株式会社TENOHIRA カブシキガイシャテノヒラ
    株式会社TENOHIRA カブシキガイシャテノヒラ
  • 8月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月16日


最近ふと気づいたことがあります。

テレビCMって、ほとんど観てないなって。


正確に言えば、テレビ自体の視聴時間が週3時間ほど。

そこに流れていたCMの内容なんて、正直覚えていない。

でもその一方で、スマホは鬼見てて、それでも記憶に残ってなかったりもするんです。


🤔なぜなんでしょう。。


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🎯動画広告はどこで、どんな影響を与えている?


今、動画広告が影響力を持っている場所って、

テレビの中じゃなくて、スマホの中の“なんとなく触ってる時間”なんですよね。


  • TikTokの縦スクロール

  • YouTubeでスキップ前の5秒

  • Instagramのストーリーズ

  • 駅のサイネージで一瞬映るブランドロゴ



こんな「無意識ゾーン」にこそ、

広告が“空気のように”入り込んでいる。


だからこそ、いまや広告は、

「しっかり観てもらうもの」から

“感じ取ってもらうもの”に進化している気がします。



🧠 記憶や印象って、購買に本当に繋がるの?

これはマーケティングの世界でも議論されているテーマですが、

「記憶に残る=すぐ買う」ではなく、

“信頼できそう”という印象が、選ばれるきっかけになるんですよね。


📌 たとえば


  • 昔観たCMのトーンが好きだった

  • SNSで流れてきた映像の雰囲気が心地よかった

  • あの動画で出てた人の顔をなぜか覚えてる



そんな“小さな印象の積み重ね”が、

いざ選ぶ瞬間に「あ、これにしよう」ってなる。


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🎥動画って、面白くなきゃいけないの?

かつては、広告=面白いもの でしたよね。

とくにテレビCMは、笑わせてナンボ、泣かせてナンボの世界。


でも今は、

必ずしも「面白さ」だけが価値じゃない。


むしろ最近刺さっているのは、


  • 日常っぽいリアルな空気

  • 演出されすぎてない表情

  • ストーリーのない“間”のある映像



つまり、「つくられた作品」ではなく、

“誰かの感情とそっと繋がる瞬間”が大事になってきている気がするんです。



🧭じゃあ、僕たち映像を作る人たちはどうする?

私たちが得意としてきた「短編としての映像表現」。

この技術やセンスは、今も大切にされているし、

むしろどこに落とし込むか、どう翻訳するかが問われているんだと思います。


🌟これから必要になるスキル


  • コンテを縦型・スマホ文脈に落とし込む柔軟性

  • AIやUGC(お客さんが勝手にコンテンツを加工して量産して分岐してみたいな)との掛け合わせをディレクションする力

  • “届ける場”に応じた演出設計


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一方で、変わらなくていいことも確かにあります。


👀それは「誰かの気持ちを見つけて、丁寧にかたちにすること」。

人の心の動きに寄り添い、

一瞬を逃さずに画にする誠実さ。



💡さいごに

結局のところ…


🎬動画、映像で「何かを伝えたい」。

それで、笑ってくれる人がいてくれたり、

ちょっと勇気が湧く人が増えたら、それってめっちゃ楽しいじゃないですか。


だからこそ、

その楽しさをやめたくない。


いろんな表現がこれからも生まれてくると思うけど、

それを柔らかく受け止めながら、

僕たちはまた新しいチャレンジをしていきたい。


そんな話です。^_^


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